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米つくり(2)芽が出るまで
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    冬に保管して、零下の温度を体験した種子、春になったことを解る時間というのがあります。
    自然界でのイネの種子は、既に秋に穂から落ちたり、鳥の羽やケダモノの毛について運ばれて落ちて、もともと泥の中に居ます。

    春になって雪が溶けて、今度は水の中に居て、発芽するタイミングを推し量っています。
    発芽が早すぎると、水が再び凍ると死んでしまいます。
    自然界は早い者勝ちですから、遅すぎると雑草に負けてしまいます。
    ですから、水に浸かったから発芽するのではなく、低温の時にはそもそも発芽もしない、膨らむこともせずじっとガードしている温度帯があります。
    確実には7℃以下、多分9℃が別れ目なのかなと思います。

    実務では、温度を掛けて短期に発芽を強制的に催させます、それを「催芽」と呼びます。
    催芽を確実に足するため、浸種温度12℃で1日か2日浸します。
    こうしますと、ちょこっとだけですがモミが膨らんで、個体差あっても全部がちょこっと刺激を受けて、いわゆる目覚ましです。
    次に、人によって違うのですが、20℃から27℃の範囲の水温にします。
    積算温度と言って、一日の平均水温に日にち分を足して、25+25+25+25=100で目が出ると100度日と言い、この種は100度日が浸種温度だとか決めます。
    私は、その日温度から7度引いて足したほうが、正確になるかなとも思っています。
    当家は、20℃で行いますと5日で鳩胸と言ってちょこんと芽が出たり、5mm位伸び出てきます。その時が播種のときです。
    12-7=5、20-7=13で行うと、5+5+13+13+13+13+13=75度日だね。とか、
    これを20℃で計算すると、最初の2日は無視して、20X5=100度日だ。となります。
    最初の2日いれると100+12+12で124度日では、教科書にない温度なので、困ってしまいますので、教科書で90度日から100度日と書いてるのはどっちかなあ?と首を傾げています。
    このように、浸種温度ひとつにも、コラムいっこ書けるくらい、コメ作りは面白いのです。

    | コメ作り | 19:02 | comments(0) | - |
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