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テロワール日本酒に思う
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    「テロワール」

    ワインの場合、畑とか気候により、独自の味があり、それを活かしたワインに仕上げること。

    それを日本酒の場合に当てはめてみると、何故か大吟醸が最高峰に位置していて、田んぼや水のことは全く顧みられていない。

    なぜワインが勝って日本酒が負けるか?

    米の生産における違いが造りに反映していないところだと思います。

    米のテロワールは、気候・田んぼの土・水質・造り手・品種などになります。

    ワインを見てみると、畑の気候・土質・日当たり・風向き・品種の順です。

    また、ビンテージによって、おじいさんのワイン、お父さんおワインと比べることができるので、歴史が条件を整えているのでしょう。

    日本酒の場合はどうでしょう。

    まず栽培に化学肥料が大量に使われています。

    除草剤・農薬、最後に収穫直前にネオニコチノイドを空中散布して残留させているかどうか、を問題にしていません。

    どれも、テロワールから程遠いのです。

    それらを使わずに、自然の田んぼ・清流を引き込み・日照の向き・気候などを加味したお酒を作って欲しいと思います。

    農家と醸造家が一緒になって、「世界一の日本酒を造るのだ」という意気込みがないと、難しのではないでしょうか。

    また、吟醸の磨きですが、精白してしまったら、テロワールから遠いものになります。

    まず、出来た米の全体を使って、そのテロワールたる所以の酒を造る努力が必要だと思います。

    それがスタートで、彼処がいいとか彼のコメがとかの評価になるように、農家も頑張ってほしいです。

    ともにそうした文化を醸成した先に、ワインに勝つ日本酒が作られるのだと思います。

    農家と杜氏さんとが、漸く話ができる日が近づいています。

    来年はその、元年になるよう頑張りたいと思います。

    | 百姓酒屋の想い | 09:01 | comments(0) | - |
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