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日本酒の醸し(1)
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      日本酒の酒屋ですので、醸しも興味のところでしょうから、イネの成長の徒然に、想う処を紹介させていただきます。

     日本酒の歴史は殊の外古く、神代の時代に天照の女神が岩屋にお隠れの時に、「外で酒呑んで楽しそうに唄った。」の件があるのですから、起源はもう遥か彼方。
     歴史学的には稲作が来た時、既に、田植え・鉄器・酒の技術が入ってきた。と考えるほうが悩みなしだと思います。

     稲作もそうですが、『今の私たちが考えるほど「難しくはなかった」』とするか『当時のヒトが哲学的考察力があり技術も優れていた』と考えるべきか。

     酒のことについては、奈良時代には既に完成域にあったようで、奈良市のお寺と杜氏さまにより、「菩提酛」「水酛」などがあり、酵母なしの美味しい酒が飲めます。
     個人的には、この技法が日本酒の最高峰だと思っています。

     江戸時代になって、「酛すり」すなわち「山卸し」をして、乳酸菌を培養してする生酛造りが為されるようになって、酒の文化が醸成されました。
     また。「諸白」という名で、水車小屋の石臼と杵により、玄米の皮を剥いて、白米にする技術を得て、醸す今の日本酒に近いものができました。

     落語で出てくる大酒飲みが、一斗や四斗も呑んでしっかりしている。「そんなお酒を造っていただきたいな。」と考えています。

    | お酒の知識 | 21:46 | comments(0) | - |
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